事業内容
効率的な発電技術及び微生物発電装置の開発から、製品の製造・サービスの提供
価値提供
環境負荷を軽減するオフグリット発電事業による持続可能な電力ソリューションの提供
災害・有事など非常時や電力過疎地域における電力供給
※生物発電とは
微生物(主に細菌や藻類など)が有機物を分解(酸化)する過程で電子を生成し、電気に変換する技術です。この技術は、新たな再生可能エネルギーとして注目されています。
事業項目
- 微生物発電プロセス / モバイル及びオフグリッド微生物発電装置の開発
 - 発電菌用培地の開発
 - 発電菌のバンキング、販売事業
 - 微生物発電デバイスの開発
 - 電力過疎地への電力供給事業
 - 非常時(災害・有事)の緊急電力供給事業
 - 微生物発電による拠点対応電力供給事業
 
微生物発電の課題と解決策
| 課題 | 内容 | Cell-Enの解決策 | 
| 効率向上 | 現在の微生物発電技術は、発電効率が比較的低い | 高効率発電菌のスクリーニング・発電菌の有機物分解時期の同期・用途に応じた高発電用有機物培地の開発・遺伝子工学に基づいた発電菌の研究開発 | 
| 安定性と信頼性 | 微生物の活性や成長条件により発電能力が変動するため、一貫した電力供給が難しい | 用途に応じた生育条件の最適化・発電専用菌の開発・生物管理システムの開発(IoTの活用) | 
| スケーラビリティ | 商業的な規模での運用や、大規模な電力供給にはまだ課題が残っている | 初期標的を災害有事緊急発電や社会貢献事業とす ることで小・中規模発電マーケットに限定 | 
| コストと経済性 | 現在の微生物発電システムは、他の発電技術と比較してコストが高いという課題がある | 自社開発のみではなく、素材関連企業等と連携して低コスト マテリアルの開発を行う・省電力機器の開発 | 
| 規制と公共の認識 | 新しいエネルギー技術である微生物発電は、規制や公共の認識に関連する課題がある | 学会等にコミットして規制問題等に積極的に関与していく・初期段階では自治体を通じて微生物発電の有意性認知向上を 図る。中長期的には連携企業を通じて広くCell-Enの活動を 周知する | 
会社の強み
- 生物学のバックグラウンドからくる技術革新
 - 高効率な発電菌の運用
 - 自然エネルギーを活用した新たな資源の提案
 - 廃棄物(食品・農業)のアップサイクル
 
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